韓国好きでなくても、焼肉やサムギョプサル、石焼ビビンバなど韓国料理が好き!という方も多いですよね。そんな人気の韓国料理の中でも今や韓国グルメの代表ともいえるのが「フライドチキン」です。
チキンは韓国では夜食で食べたり、ビールの友としてお酒のつまみとして楽しんでる庶民料理です。
目次
フライドチキンは韓国人のソウルフード!
「チヌニム(치느님)」という韓国語を聞いた事ありますでしょうか。
チヌニムとは最近できた新しい韓国語で、
チキンとハヌニム(神様)を合わせた言葉。
いわゆる韓国人にとってのチキンは神様=真理 という事を意味します。
それほど韓国人はチキンが大好きです!
日本のコリアンタウンと呼ばれている新大久保でも韓国の人気チキンチェーン店が多くあり、特に日本の若者に絶大な人気を得ている韓国グルメの一つになっています。
チキンの味もパーソナライズ化されており、ヤンニョムチキン、ニンニク醤油チキン、スノーウィングチキンなど、好みに合わせて選べれるチキンがたくさん登場してます。
しかし韓国のチキンの元祖はやっぱり「フライドチキン!」
昔は今のような洒落な感じのチキンチェーン店は無く、市場の鶏肉店で揚げたチキンを販売してたのがスタートです。
その為、昔ながらのチキンを「シジャン トンダク(市場チキン)시장통닭」と言います。
私の小さい頃もお父さんが仕事帰りに市場のフライドチキンを買ってきてくると家族みんなで美味しく食べた思い出があり、たまに昔ならではの素朴でシンプルな市場のフライドチキンが無償に食べたくなりますね。
そういうことで、今回はとこでも食べれるチキンチェーン店ではなく、済州島しか食べれない人気の市場のチキン店までまとめてご紹介します!
・済州島地元人のおすすめ人気焼肉店は▼
済州島の美味しい昔ながらの市場トンダク(チキン)店!
ベッヤントンダク(백양통닭)
※トンダクとは丸ごとチキン、鶏の丸焼きを意味します。
ペッヤントンダク店は、韓国の有名料理研究家ペク・ジョンウォンの韓国の至るところに隠れているグルメ店を紹介する番組で取り上げられた有名店です。
お店は空港から近い済州市に位置しており、お店の外観はとても古い建物ですが、こういうお店こそ味は絶品だったりしますよね!
こちらの店は持ち帰りのみでいつも混んでいる為、事前に電話で予約をしてください。
ただ電話したところで、もう予約でいっぱいで買えない場合もありますので、できるだけ早く電話で予約をすることをおすすめします。
揚げたてのフライドチキンは外はカリカリ、中はしっとりと柔らかくニンニクとカレーの香りがして香ばしい味がやみつきになります。
・ヤンニョムのみ:1,000ウォン(約100円)
※フライドチキンがメインでヤンニョムは追加で別途注文できます。
<ベッヤントンダク情報>
・営業時間:毎日08:00 – 20:30 |
モニカイェンナルトンダク(모니카 옛날통탉)
モニカイェンナルトンダク店の人気の看板メニューは「ゴチュヤチェチキン(シシトウ野菜チキン)」です。
チキンの衣にシシトウとを入れて揚げており、後味が少しピリ辛くビールと良く合います。
また「ゴチュヤチェチキン(シシトウ野菜チキン)」のフライドチキンとヤンニョムチキンのハーフ&ハーフは、二つの味を味わえるのでおすすめです!
モニカイェンナルトンダクの店内には、テーブルが4つあり、一応店内でも食べれるようにはなってますが、基本的には配達や持ち帰りがメインです。注文してから20~30分の待ち時間が必要です。
・ゴチュヤチェチキン(シシトウ野菜チキン):16,000ウォン(1,600円)
・フライドチキンとヤンニョムのハーフ&ハーフ:18,000ウォン(約1,800円)
<モニカイェンナルトンダク情報>
・営業時間:16:00 – 23:00 |
ナムヤントンダク(남양통닭)
ナムヤントンダク店も韓国のグルメ番組で紹介されている有名店。済州島の地元人なら一度は名前を聞いたことはある古い歴史を持つチキン店です。
こちらの店の特徴は、フライドチキン以外にも他のチキン店にはない参鶏湯(サムゲタン)、ペクスッ(水炊き)もあるという事です。
またサイドメニューの砂肝串は、ニンニクの香りが食欲をそそりビールのつまみにも最高なのでチキンを食べる前に砂肝串を頼んで食べる人が多い!
タプドンの近くにお店があるので、食べて散歩したリ買い物もできます。
・参鶏湯(サムゲタン)12,000ウォン(約1,200円)
・砂肝串13,000ウォン(約1,300円)
・フライドチキン+ポテトフライ15,000ウォン(約1,500)
<ナムヤントンダク情報>
・営業時間:17:00- 25:00 (毎週日曜日休み) |
ジュンアントンタク マノンチキン(중앙통닭 마농치킨)
マノンチキンは西帰浦のオルレ市場の中に位置してます。オルレ市場中にはマノンチキンの本店と2号店、3号店の他に似たようなチキン店も多くあるので、間違いないように本店に行ってくださいね!
マノンチキン店のメニューは「マノンチキン」一つのみ!
マノンチキン一匹 16,000ウォン(約1,600円)
マノンとは済州島の方言で「ニンニク」を意味し、チキンを揚げる際にニンニクを入れて揚げ、仕上げのチキンの上に細かくなったニンニクを掛けてありますが、思ったよりニンニクの味が強くないので食べやすいです。
骨ありのチキンですが細かく切ってあるので、骨なしのチキンのように食べやすいので歩き食べにもぴったりです
持ち帰りのみで、持ち帰り際には袋を密閉してしまうと少し湿っぽくなるので、少し開けるようにして持ち帰ってください。またヤンニョムチキンソースも入れてくれるので味の変化したい方はつけて食べてもいいでしょう。
・西帰浦のオルレ市場のグルメ紹介▼
<ジュンアントンダク マノンチキン情報>
・営業時間:07:00-21:00(ブレイクタイム16:00-17:30) |
オモニタッチプ(어머니닭집)
オモニタッチプは、済州島を代表する観光地城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)周辺に位置しており、おじいちゃんとおばあちゃん二人で経営している小さいお店です。
城山地域では、有名なチキン店ですので、事前に電話予約が必要です。
カレー粉を軽く掛けてカリカリに揚げた昔ながらのチキンは、大きいチキンを使うためか一匹を頼むと2~3人で食べる量になります。
持ち帰りのみなので、宿泊先や海を見ながらなど好きな場所でビール一緒に食べると最高にいいでしょう!
・毎日パーティーが楽しめるゲストハウス▼
・参鶏湯(サムゲタン)12,000ウォン(約1,200円)
・砂肝串13,000ウォン(約1,300円)
・フライドチキン+ポテトフライ15,000ウォン(約1,500)
<オモニチキン情報>
・営業時間:10:00-22:00・毎週月曜日休み |
ムファトンダク(문화통닭)
ファトンダク店も城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)から車で10分距離に位置しています。約40年続いているチキン店であり、店内にはテーブルがいくつかありますが、基本持ち帰りが多いです。
テーブル席に座るにせよ持ち帰りにせよ事前に電話予約が必要です。予約なしで行くと1時間ほど待たされる場合がありますのでご注意を。
こちらのお店の看板メニューは鶏肉の丸ごと揚げている「トンハンマリ」とニンニクが入って香ばしく、衣は薄く味が少し濃い目のフライドチキンが人気です。またヤンニョムチキンにはヒマワリの種がかけてあり、中辛の味なので飽きずに食べやすいです。
またチキン店で必ずついてくる酢の味の大根でなくキムチをつけてくれるところも特徴的なお店です。
・フライドチキンは15,000ウォン(約1,500円)
・ヤンニョムチキン16,000ウォン(約1,600円)。
・フライド&ヤンニョムハーフ&ハーフ17,000ウォン(約1,700円)
<ムンファチキン情報>
・営業時間:15:00-22:30 |
イドシジャントンダク(이도시장통닭)
毎日新しい新鮮な油で揚げてカリッと上がるチキンにこだわり持っているチキン店。
店内に入るとキッチンが丸見えですが、キッチンがとても清潔で丸見えなのでなんだか安心できる雰囲気です。
外はカリカリ、中は柔らかいチキンと共にジャガイモとモチが入っているんですが、ジャガイモの量が思ったより多めなので、持ち帰りした包装を開けると量の多さにちょっとうれしくなります。一匹で約3~4人前の量です。
・ヤンニョムとハーフ&ハーフは18,000円(約1,800円)
※直接取りに行くと現金払いは2千ウォン(約200円)を割引してくれます。カード支払いの場合は千ウォン(約100円)割引。
<イドシジャントンダク情報>
・営業時間:14:30 – 22:30 |
コキリトンダク(코끼리통닭)
コキリトンダク店は、済州島の台所と呼ばれる市場「東門市場」の中に位置しており、東門市場ではかなり有名店となってます。
メニューはフライドチキンのみ!
ヤンニョムとかなどの追加メニューが全くないです。
香ばしい昔ながらのチキンと共に、済州島の伝統料理の一つオメギ餅も販売しています。
注文が入ってから生の鶏肉をカットし油に揚げるので、カリカリしながらもコシがあります。
フライドチキン一匹:15,000ウォン(約1,500円)
・済州島必須スポット「東門市場」▼
<コキリチキン情報>
・営業時間:07:00-20:00 |
済州島(チェジュ島)で韓国人気グルメ「チキン」を味わおう!
以上済州市と西帰浦にある人気な昔ながらのチキン店をご紹介しました。
韓国のどこに行っても食べれる「チキン」をわざわざ済州島で食べる?と思う方もいますが、旅行の際、その場所固有のグルメを堪能するのも大事なポイントですよね?
どこにでもあるチキンですが、済州島でしか味わなえチキンの味ですので、特に夜の夜食としての一押しグルメです。
済州島で必ず食べたいグルメまとめ