みんな大好き「焼肉」!
日本でいう焼肉と韓国の焼肉の食べ方は、以前紹介した刺身料理のように違いがあります。
まずは、韓国と日本の焼肉の違いからチェックしていきましょう。
目次
韓国と日本の「焼肉」の違いとは?
韓国の焼肉というと主に「豚のヤンニョルカルビ(양념갈비)又は豚の生カルビ(생갈비)」を指し、牛肉よりも豚肉がメインとなります。
カルビ(갈비)とは、動物の肋骨部分の肉部位で焼肉店では豚肉や牛肉アバラ周辺のお肉を意味します。
日本で食べる焼肉と韓国で食べる焼肉の一番の違いは「メニュー」の違い。
日本の焼肉店では牛肉、豚肉、鶏肉など様々な肉の種類の部位と野菜などのサイドメニューが豊富な多品種少量となってますが、
韓国の焼肉店での焼く肉としては、醤油味に味付けされたヤンニョムデジカルビ(味付け豚のカルビ)がメインで、他に牛肉のカルビがある位。
また、日本の場合は食べる直前にヤンニョム(味付け)して直火焼きして、タレに付けて食べるのが一般的ですが、
韓国では、もうすでに長時間ヤンニョムに肉を付けている肉のかたまりを焼き、焼きあがるとハサミで食べやすく切り、サンチュやゴマの葉に,ニンニク、味噌、パムチム(파무침は、ネギの和え物という意味)などと包んで食べます。(味がついてるのでそのまま食べても美味しい)
また、韓国の焼肉店では、肉を食べた最後には冷麺でしめるのが多く、冷麺と一緒にカルビ肉を食べるのもツウです。
冷麺はスープがある辛くない冷麺と、スープがないちょっぴり甘辛いビビン冷麺の二種類があるので好みで選べられます。又白ご飯を頼むと基本的に味噌チゲもセットでついてくる為、サイドメニューをいろいろ頼む必要がないです。
済州島(チェジュ島)の地元人おすすめ!人気焼肉店
オクソリカルビ (억소리갈비)
※日本でいう「焼肉店」は、韓国では「カルビチップ(갈비집)」といいます。
オクソリカルビ店は、空港から車で30分ほど離れているハンリムとキムニョンにもお店を構えてますが、本店は空港からも近いヨンダムに位置しています。
肉を注文すると、サンチュ、ゴマの葉に、ニンニク、パムチムなど肉を包んで食べる基本野菜とヤンニョヌケジャン、キムチやナルムなどの前菜が6~7種類出てきます。
ヤンニョムケジャン以外の前菜はお代わり自由なので遠慮なくお代わりしてください。(※焼肉店で肉を頼んでから出てくる野菜や前菜は大体似てます)
豚のヤンニョムカルビは甘すぎない味付けをしており、骨付きと骨なしを選べられます。
※しかしカルビはやっぱり骨付きがおすすめ♡
肉はとてもボリュームがあるので二人で行った場合、最後に冷麺まで食べるなら焼肉は2人前で十分かもしれないですね。
最後はやっぱり冷麺!ビビン冷麵はそれほど辛くないので食べやすいですが、辛いのが苦手な方は水冷麺がおすすめです。
・豚ヤンニョム(骨付き))1人前 350g 11,000ウォン(約1,100円)
・豚生カルビ(味付け無し)1人前 350g 10,000ウォン(約1,000円)
・冷麺&ビビン冷麺:各7,000ウォン(約700円)
<オクソリ カルビ・本店>
・営業時間:16:00~23:00※毎月2周目、4週目火曜日休み |
テソンカルビ(태선갈비)
済州島の有名三大カルビ店の一つとされるデソンカルビ店は、味付けしてない生豚カルビが特に人気です。
テソンカルビ店では、済州島産の豚肉だけを使用してます。
肉を注文する際に骨付きか骨なしか選べられ、また脂が多い肉と少ない肉も選べれます。肉は店員さんが親切に焼いてくれるので楽に一番美味しくタイミングで味わえます。
ヤンニョム豚カルビは、甘すぎない味付けで白ごはんと良く合います♡
焼いたカルビが残ったら持ち帰りも可能です。
・ハンジョンサル1人前 200g 15,000ウォン(約1,500円)※豚バックリブの焼肉
・オギョプサル1人前 200g 14,000ウォン(約1,400円)※ バラ肉を中心に皮からカルビまでをとった豚肉又はその豚肉を用いた焼肉の事。
・ヤンニョムモクサル(首の肉)1人前 200g 16,000ウォン(約1,600円)
・冷麺&ビビン冷麵:各6,000ウォン(約600円)
<テソン カルビ・本店>
・営業時間:1100~22:30※毎月2周目、4週目火曜日休み |
ヌルボム黒豚(늘봄흑돼지)
済州島の黒豚の焼肉店の中で一番とも言える「ヌルボム」は誰れもがその味を認める有名店!
※個人的にもお気に入りのお店です♡
店内は1階と2階に分かれており、1階では鍋系が食べれて2階では焼肉が食べれます。2階に上がる為のエスカレーターがある位、建物自体がとても大きいので、団体のグループ旅行でも待つことなくお店に入れます。
また基本的に出てくる前菜の中に、珍しく「豚の皮」が出てくるのですが、コラーゲンの固まりの豚の皮は、焼くと香ばしく食感はもちもちして、韓国ではお酒のつまみとしてよく食べられてるグルメです。
黒豚カルビと共に人気なメニューが黒豚サムギョプサル♡どちらも味わってみる価値ありです。
焼きニンニクとカルビの調和は言うまでもない美味しさ♡
他の店に比べると値段は高めではありますが、誰もが満場一致で美味しいといえる焼肉店なので、絶対美味しい肉を食べたい方はぜひ!!
・黒豚モクサル(首回りの肉))180g 1人前 17,000ウォン(約1,700円)
・黒豚ヤンニョムカルビ180g 1人前 17,000ウォン(約1,700円)
・冷麺&ビビン冷麺:各7,000ウォン(約700円)
<ヌルボム黒豚>
・営業時間:11:00~23:00※年中無休 |
タムラガーデン(탐라가든)
こちらの焼肉店は、
豚生カルビが有名なお店で地元人に特に人気なお店。
生の豚カルビは品質が良くないと美味しさが衰えますが、こちらの豚の生豚カルビは品質がよく豚肉の独特ないやな匂いなどが一切ないのが美味しさの秘訣。
焼きあがったら食べやすくハサミで切って、カタクチイワシを原料とした済州島の塩辛のミョルチジョッに付けて食べると、塩辛が豚肉の美味しいさをさらに引き立ててくれますよ。
タムラガーデンは空港からも近く、食べきれなく残った肉は持ち帰りもできます。
・豚ヤンニョルカルビ 230g 8,000ウォン(約800円)※1人前(460g)16,000ウォン(約1,0-600円)
・冷麺&ビビン:6,000ウォン(約600円)
<タムラガーデン>
・営業時間:12:00~21:30※毎週月曜日休み |
ヘシムカーデン(해심가든)
韓国のグルメ番組の「水曜美食会」にも美味しい焼肉店として紹介されており、手頃な価格とおいしい肉という事で済州道民の間では既に有名なグルメ店です。
済州島の観光地西帰浦の中文に位置しており民宿も一緒に運営しているお店です。
こらちのお店の看板メニューは生豚カルビ!
ここの代表メニューは豚生カルビと豚味付けカルビですが、厳選された新鮮な肉を使い肉厚で柔らかい肉質と豊かな肉汁が人気の理由!
こんがりきつね色に変わったら食べやすくハサミで切ります。
韓国では肉を焼く際にキムチも一緒に焼きますが、肉汁が染みったキムチと肉を一緒にたべとさらに美味しいですよ。
美味しい肉を食べるときは、やっぱりお酒はかかせませんよね?
済州島の美味しい焼肉と共に済州島の焼酎を楽しんでください。
・豚ヤンニョルカルビル300g 1人前 17,000ウォン(約1,700円)
・豚サムギョプサル300g 1人前 17,000ウォン(約1,700円)
・ウニのわかめスープ 10,000ウォン(約1,000円)
<ヘシムガーデン>
・営業時間:15:00 ~ 21:30※お正月前後休み |
絶対食べておきたい済州島の名物黒豚焼肉とサムギョプサル
韓国での焼肉というと、豚のカルビがメインとなります。
特に済州島では豚肉が名物であり、済州市には焼肉店がずらりと並んである黒豚通りもある位、豚肉の焼肉は地元人から愛されてるグルメです。
黒豚や白豚どちらも美味しいので済州島に行ったら豚肉の焼肉をぜひ味わってみてくださいね!
地元人おすすめ済州島(チェジュ島)名物グルメ