済州島漢拏山(ハルラ山)登山コース&ベストシーズンをご紹介!

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うんしる
안녕하세요(アニョハセヨ〜)♡チェジュ島の出身のブロガーうんしるです!

 

韓国済州島(チェジュ島)にある漢拏山(ハルラサン)の登山コースと平均気温、最新情報までまとめてご紹介します。

この記事では、

「漢拏山ってどんなところ?」
「天気・気温はどうなの?」
「登山コースやルールはある?」

そんな疑問にお答えします。

漢拏山(ハルラ山)ってどんな山?

漢拏山(ハルラサン)は、2007年にユネスコ世界自然遺産に登録され、

標高1950mの韓国で一番高く火山活動により形成された活火山です。

1800種の様々な植物が生殖し、春にはタンポポやツツジ、秋には紅葉、冬には雪景色の一年をお通して漢拏山を楽しむ事ができます。また済州島象徴のノロジカも生息しており、溶岩洞窟など世界的に珍しい自然景観もあります。

頂上には白鹿潭(ベクロックダム)という火口湖があり、白鹿潭という名前は、白い鹿が水を食べるところという意味から来たと伝えられてます。

漢拏山は冬を含め、四季問わず登山を楽しめる為に、いつも多くの登山客で賑わいます。

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漢拏山(ハルラ山)頂上の天気・年間平均気温・降水量・風速

※一年間の集計を元にしてます。

漢拏山の天気は夏は雨天が多く冬は晴天が多いのが特徴です。また、年平均気温は4.47度であり、冬と夏の平均気温偏差は約22度です。

毎月の平均気温は1月がマイナス7.84度で最も低く、7月16度と最も高いです

季節の平均気温は春4.36度、夏14.76度、秋5.8度、冬は氷点下7.03度、最も気温の低い冬場と最も気温が高い夏場の平均気温偏差は21.79度。

漢拏山(ハルラサン)頂上の年間平均降水量(降雪量を除く)は、5000107㎜。最も降雨量が多い月は8月で1318㎜、9月は1182㎜、7月に796.5㎜順で最も降雨量が少ない月は1月で2㎜、5月に42㎜、11月に49.5㎜の順である。

年平均風速は秒速4.27m、平均風速は3月に秒速7.09mで、8月に6.46m、2月に6.07m、7月に5.03m、9月に4.28m。

漢拏山(ハルラ山)登山ベストシーズンは4月、5月!

漢拏山のベストシーズンは春を知らせる4月〜5月にかけてです。その時期になるとツツジのピンク色に染まる絶景が見られるからです。

ツツジは漢拏山(ハルラサン)の標高1,300〜1,700mあたりにに群落を作り、毎年4,5月に華やかな花を咲かせ登山家達の癒しとなってます。

毎年、漢拏山(ハルラサン)登山路のウィッセオルム登山スタートから約1時間30分〜2時間の時点)では、毎年4,5月に「ツツジイベント」が行われ、山肌がピンク色に染まる景色を一目見ようと、国内各地からの登山家が集まって参加者が約5百人に昇ります。

漢拏山登山を考えている方は、ぜひツツジのシーズンに訪れてみてくださいね♡

漢拏山(ハルラ山)登山人数制限システム(2021年1月から実施)

毎年多く人が訪れる漢拏山(ハルラ山)は、いつでも山の風景を楽しめましたが、

2021年1月1日から探訪予約制を実施し、頂上は1日1,500人に制限されました。

その理由としては年間多くる訪問客が訪れ、特に秋には紅葉を見るために全国各地からの登山客が急増し、探訪一帯の生態環境破壊の懸念が高まっているうえ、違法駐車により深刻な交通渋滞や無秩序が続いていたからです。

漢拏山頂上が可能な城板岳コースは、訪問客の数が一日1,000人、観音寺コースは一日500人に制限され、

探訪予約システムhttp://visithalla.jeju.go.krを通じて予約をしなければならないです。

予約は探訪予約システムに、名前、居住地域(市・道)、連絡先等を入力すると、すぐにできます。

済州島漢拏山(ハルラ山)登山コース

それでは漢拏山の5のトレッキングコースをご紹介します。コースの内容を確認後好きなコースでトレッキングを楽しんでください。

1.霊室コース(ヨンシルコース)

天国に繋がる階段とも言われる霊室コースは、漢拏山登山コースの中でも一番景色が美しく比較的に登りやすいので多くの人が訪れてるコースです。

白鹿潭(ベクロックダム)まで行けるコースは、霊室コースと城板岳コースとなり人気が高いコースで、頂上まで最短で行ける分傾斜の大きいです。

霊室コース詳細

・コース:霊室休憩所-霊室渓谷-屏風岩頂上-ウィッセオルム避難所-ナムビョク分岐点(ウィッセオルム1時間30分、ナムビョク分岐点2時間30分)5.8Km
・入山制限時間 : 冬 (1,2,11,12月) 入山時間 06:00~ , 霊室コース入口 12:00~入山制限 ,ウィッセオルム案内所 15:00下山
・設備:避難所○/売店○/トイレ○
・交通:済州市外バスターミナルから中文方面(1100道路)市外バス240番利用(50分)霊室切符売り場で降り、45分ほど歩くと、霊室登山口がある。
・問い合わせ:064)747-9950

2.御里牧コース(オリモックコース)

一番一般的なコースで有りながら、霊室コースと共に人気コースです。全般的に道が平坦でこのコースではノロジカが良く現れるので運が良ければノロジカに会えます。

また、冬の漢拏山の雪花を観賞するに最適なコースで、白鹿潭頂上までは行けないですが、漢拏山の絶景は十分見ることができ、開放的な景色を楽しみたい方におすすめ!

しかし天気の変更が激しいので事前に天気予報を確認してください。

御里牧コース詳細

・コース:漢拏山国立公園コース案内所-オリモク渓谷-サジェビ園-万歳園-ウィッセオルム避難所-ナムビョク分岐点(ウィッセオルム2時間、ナムビョク分岐点3時間)6.8Km
入山制限時間:冬 (1,2,11,12월) 入山時間 06:00~、御里牧コース入口12:00~入山制限、ウィッセオルム案内所 15:00下山
・設備:避難所○/トイレ○//売店✕
・交通:済州市外バスターミナルから中文方面(1100道路)市外バス240番利用(35分)オリモク入口で降りて10分ほど歩くとオリモクコースがある
・問い合わせ:064)713-9950~3

3.城板岳コース(ソンパンアクコース)

漢拏山の東方のコースである城板岳コースは、拏山頂上(白鹿潭)を登ることができるコースであり、コースの中でも最も長いコースです。

漢拏山には、山荘がなく山でキャンピングなどもできないので、ここを登る時にはとにかく朝早く出発すれば下山まで可能。それほど上級者コースなので、登山完了時には証明書を受け取ることができます。

ちなみに、城板岳コーススタートから約6キロ時点に「サラオルム」という湖があります。前日に雨が多かった日は湖が満水になり渡る橋にまで水上がってきます。これは満水の時だけのお楽しみ!

城板岳コース詳細

・コース:案内所-ソクバト-サラアクセム-タンポポ畑避難所-頂上(白鹿潭)(サムガクボン3時間20分、通常の5時間)9.6Km
入山制限時間: 冬 (1,2,11,12월) 入山時間 06:00~、城板岳探訪への入り口案内所12:00~入山制限、頂上(白鹿潭)13:30下山
・設備:避難所○/売店○/トイレ○
・交通:済州市外バスターミナルから西帰浦方面(516道路)市外バス利用(40分)入り口から降りて2分ほど歩くと城板岳コースがある。
・問い合わせ:064)713-9950~3

4.観音寺コース(ガンウムサコース)

漢拏山の北方のコースは城板岳探コースと共に頂上まで登れるコース。谷が深く専門登山家たちはもちろん、城板岳コースの下山する時に主にこのコースが使用されてます。

登山途中「グリン洞窟」があり、この洞窟はチェジュ島の洞窟の中でも一番高い標高に位置する洞窟ながら、様々な洞窟の動物やコウモリの集団生息地です。

観音寺コース

・コース:案内所-タムラ渓谷-サムガクボン避難所-ヨンジンガク-頂上(白鹿潭)(サムガクボン避難所3時間20分、通常の5時間) – 8.7Km
入山制限時間: 冬 (1,2,11,12월) 入山時間 06:00~、観音寺コースの入り口案内所12:00~入山制限、頂上(白鹿潭)13:30下山
・設備:避難所○/売店○/トイレ○
・交通:済州市外バスターミナルから西帰浦方面(5.16道路)市外バス利用(20分)済州大学校降り観音寺方向(1117番道路)市外バス475番利用(15分)観音寺登山口に降りると観音寺キャンプ場がある。
・問い合わせ:064)713-9950~3

5.ドンネココース

ドンネココースは、西帰浦市内から出発し、スタート時点から標高600mから1300mまでの約6キロまでは、密林エリアで夏も涼しさを感じる事ができます。

登山コースが豊かの森林になっていて、椿・ヒサカキなやカエデ木など気候変動に伴う植物の変化像を観察することができます。

ドンネココース

・コース:案内所-ピョングェ避難所-ナムビョク分岐点(ナムビョク分岐3時間30分)7km
入山制限時間: 冬 (1,2,11,12월) 入山時間 06:00~、コースの入り口案内所10:00~入山制限
・設備:避難所○/トイレ○/売店✕
・交通:済州市外バスターミナルから西帰浦方面(516道路)市外バス利用(50分)西帰浦科学高校入口で降りて1時間ほど歩くとドンネコ探訪案内所があります。
・問い合わせ:064)710-6920~3

漢拏山(ハルラ山)登山時の注意事項

漢拏山(ハルラサン)は気象変化が激しいのでいい天気の日も気象が変わる場合が良くあり、気温の差も激しいので装備をしっかり備える必要があります。

そして漢拏山(ハルラサン)に霧がかかると道に迷う場合もあるので、必ず指定されたコースを利用し二人以上で行動するのが安全です。

 

登山時注意事項

1)漢拏山(ハルラサン)登山は必ず決まったコースのみを利用し、季節ごとに入山時間の制限があるので事前に確認が必要。

♣漢拏山(ハンラサン)入山時間:冬(1-2月, 11-12月) : 06:00, 春・秋(3-4月,9-10月): 05:30, 夏(5-6月, 7-8月): 05:00

2) 気象庁特報により ( 台風, 大雨, 大雪などの警報 )登山が制限される。

3)漢拏山(ハルラサン)の植物や昆虫など一切の自然を壊す事が硬く禁じられており、違反時関連法により処罰される。

4) 登山の際、事故及び緊急時の場合は漢拏山(ハンラサン)事務所や119に通報し、コース周辺に設置された位置表式の番号を知らせて下さい。

5) 非常食料準備( あめ、 チョコレート, 塩など)と余分の洋服などを準備しましょう。

6)漢拏山(ハルラサン)でキャンプが可能な場所は、観音寺のキャンプ場のみでその他の場所では禁止されてる。

7)漢拏山(ハルラサン)の駐車場は無料利用可能だが、貴重品などの管理は各自しっかり管理して下さい。

8)漢拏山(ハルラサン)は世界自然遺産の為、自分のゴミは各自持って帰るルール守ることに協力して下さい。

9) 飲酒禁止。

世界遺産の漢拏山(ハルラ山)に登ってみよう!

韓国のユネスコ世界遺産である漢拏山(ハルラ山)は、四季毎に素晴らしい景色が見れるので一年中登山家や観光客が訪れてます。

春には山の一面がツツジ花でピング色に染まったり、秋は赤と黄色の美しい紅葉を楽しめて、冬は雪花が絶景!

しかし標高が高く、天気や気温の変化が激しいので登山に必要な装備など事前に準備・確認が必要ですね。

そして毎年1月の最後の週には御里牧(オリモク)を中心に雪花フェスティバルが行なわれてますので、冬の済州島旅行の時にぜひ参加してみてください♥

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